カラオケを作った日本人へイグノーベル平和賞

■カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した

(2004年 イグノーベル平和賞)

 

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■受賞した人

井上大佑(会社経営者)

 

 

■平和賞の受賞について

 

これは目の付け所が秀逸な平和賞だと思います。(特にイグノーベル賞の平和賞はアクが強い印象があるため)
カラオケが市民権を得る前は、スナックで酔っ払ったおじさんが気持ちよさそうに歌っているけど誰にも迷惑をかけてませんでした。(誰も聞いてないから)。

 

しかし、カラオケの登場によりガラッと世の中が変わります。狭い個室に押し込まれ、素人の歌を大音量で数時間聞かせられる。まさに拷問ですね。しかし、最終的には相手を受け入れる寛容さを誰もが獲得する。まさに平和賞にピッタリです。

 

受賞したこの井上さんですが、カラオケの発明に関しては、他の方が発明が早かったそうです。しかし、商品化して商業的に成功させたのは井上氏で間違いありません。

 

井上氏は授賞式に出席し、スピーチでその日唯一のスタンディング・オベーションを受けたそうです。この井上氏はアメリカの週刊誌「タイム」が時々やってる企画で、「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に、ガンジーや毛沢東らとともに選ばれています。

 

ちなみに、日本人は他に昭和天皇、黒澤明など5名。そうそうたる顔ぶれの中に割り込んでますね。それだけカラオケが世界中で愛されている証拠なのでしょう。

 

■イグノーベル賞との関連はないかも

世界的に大ヒット(というか完全に生活の一部ですよね)したカラオケ人気にあやかり怪しげな詐欺事件も起こっています。

 

井上氏が持つ「カラオケ」の著作権の権利を購入すると、毎年その権利金なるものが50年間ずっと入って来ると言うなんともインチキくさい話です。この詐欺話、文化庁も注意喚起を呼びかけるほどあちこちで広まったそうで、実際に騙されて高額を取られた人も居るそうです。

 

ちなみに、井上さん特許取ってません(笑)。彼の手に入らなかったお金は、100億円とも
300億円とも言われています。でもイグノーベル平和賞取れたから良かったですよね。

 

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