無能な人は自分が無能であることに気が付かない科学的証明

■社会的に残念な無能な人間の実証に対して

(2000年 イグノーベル心理学賞)

 

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■受賞した人

デービット・ダニング教授(コーネル大)
ジャスティン・クルーガー教授(イリノイ大学)

 

 

■イグノーベル心理学賞を受賞した実証実験

2人は無能である人間いついて研究しました。そしてある仮説の実証に成功します。

・無能な人間は自分を劇的に過大評価する。
・無能な人間は自分の他に無能な人間がいても認識できない。

 

第一の実験では無能と無知を実証するために、被疑者を集めお笑い見せ面白いかどうか判断する実験を行いました。65人の被験者に対し、まったく面白くないお笑いから、非常に面白いお笑いまで見せて、それぞれに評価をしてもらいました。

 

この実験により、大多数の被験者が面白いを感じるお笑いを面白くないと感じる被験者が数人いました。しかし、この被疑者たちは、自分のお笑いのセンスに思い込みといえるほどの強自信を持っていました。

 

第二の実験では、ロジックテストを行いましたが、第一のお笑い実験と同様の結果が得られました。推論能力の劣る被験者ほど、自分が優秀で高名な教授のように高い知能を持った人間であると信じる傾向が強いことが証明されたのです。

 

これらの実験により、無能な人は予想以上に手に負えないことが証明されました。これらの事象はダニング=クルーガー効果と言われています。

 

■個人的な感想

管理人の周りにも当てはまる人が何人かいます。おそらくどこの組織にも一定数存在するのだと思います。65人の実験で数人存在するのですから。しかし彼らはなかなか自分がアホであることに気づかないのです。

 

おそらくこの実験結果を見ても自分のことだと認識することは難しいと思います。今ここまで読んで皆さんの心の中にも数人浮かび上がったのでは(笑)。

 

無能であることを自覚させる方法も考えて頂きたいですね。でももしかしたら生きていくための防衛本能かもしれませんのでそっとしておくほうがいいのかも。周りが大変ですが。

 

ダニング・クルーガー効果が唱えられる以前から「世界が抱える問題は、愚か者が自信に満ちあふれていて、賢い者が疑念を抱えていることだ」と言われており、この二人が科学的にそれを証明したことになりますね。

 

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