水爆の父にイグノーベル平和賞

■「平和」という語に一般とは異なった意味を与えた水爆の父

 

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1991年 イグノーベル平和賞)

 

■受賞した人

エドワード・テラー(水爆の父)

 

■受賞理由

「テラーがいなければ、世の中はもっと良くなっていたに違いない」――1944年にノーベル物理学賞を受賞したII・ラビは、スピーチでこのように話しました。

 

通称、水爆の父。そしてスターウォーズ計画の提唱者でもあるエドワード・テラーは、20世紀最大の科学者の1人でした。実際アメリカ国家科学賞を受賞し、レーガン大統領より授与されています。

 

テラーの存在感たるや凄まじく、その影響力は世界情勢にさえも容赦なく食い込んだといいます。

 

テラーは水爆の父でしたが、またある意味では「爆発の父」とも称されます。実際水爆のことを「マイベイビー」と呼んだという噂があります。また原爆の実験に立ち会ったとき、「こんなにちっぽけなものか・・・」とため息を漏らしたとのエピソードもあります(真偽はわかりませんが)。

 

人類初の原爆とその流れをくむ大量殺傷兵器の歴史において、技術面・政治面ではテラーなくしては語れないでしょう。テラーは常に上を行きたがりました。爆発物の威力的な意味合いで、です。

 

「原爆より上を行く威力の強力な新型爆弾を開発したい」のだと、いつも周囲に語っていたといいます。結果莫大な資金を費やして水爆を開発し、それに留まることなく新たな武器を開発し続けたのです。

 

テラーは平和の維持に欠かせない第一歩として、兵器を揃えることを第一に挙げているのでした。実際アメリカ国家科学賞を受賞し、レーガン大統領より授与されています。

 

このような狂信的な思想を世界中に広めた偉業を称え、テラーはイグノーベル平和賞を授与されたのです。

■管理人の感想

現在では彼のような思想は受け入れがたいと思われますが、巨大な共産主義国家がいくつもあった当時、彼のような思想を愚かしいの一言で終わらせるのもいささかアンフェアな気がします。

現在は完全にアメリカは主戦は「テロとの戦い」になっていますので、そのような破壊兵器はあまり役には立たないでしょうが。

ちなみに原子爆弾は核分裂のときのエネルギーを使うのですが、水素爆弾は核融合させるそうです。核融合の原理は太陽が燃え続けるのと同じだそうです。

平成15年(2003)にテラーさんは95歳で亡くなっています。詳しくは分かりませんが、原爆の父と言われるフォン・ノイマンとも合同で研究していたのでしょうか。このレベルになると頭が良すぎたため異星人とか宇宙人とか言われていたらしいです。

キューブリックの代表作「博士の異常な愛情」のモデルははっきりとは分かっていませんが、ノイマンだといわれていますが、テラーであってもおかしくないかもです。

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